行事・定例会・部会開催予定
- 感染症予防対策を考慮しつつ、今後の活動は以下のとおり予定していますので、お間違えのないようよろしくお願いします。なお、各開催につきましては会場参加のほか、ZOOMによるリモート参加も可能にしています。
リモート参加する場合には、会議ごとに事前にメールで送信しますURLをクリックして、画面の指示に従いミーティングIDやパスワードを入力しますと参加できます。ご不明な点等がありましたら事務局までお問合せください。
- 4月以降の定例会は、全国燃料会館8階会議室を利用予定(中央区銀座8-12-15 全国燃料会館8階)10月に婦人部会合同現地研修会(宮城県)、11月に林業後継者養成セミナー(栃木県)、国内林業視察研修(山口県・広島県)来年3月上旬に海外林業視察研修(インドネシア)を予定
- ■婦人部会 岩手県・宮城県林経協との合同現地研修会▼開催日 10月9日(水)~10日(木)▼開催地 宮城県▼現地研修先 坂元植林㈱・竹ノ花製材所、坂元植林の家 さとの
え、大蔵山スタジオ、古民家レストランEs、ウッ
ドライズ仙台
- ■定例会▼開催日 10月18日(金)▼定例会議 13:30~14:20▼政策PR部会 14:30~17:00演題:森林J-クレジットに係る最新状況講師:林野庁 森林利用課 増山寿政氏演題:森林J-クレジット創出支援の取組講師:住友林業株式会社 岡田広行氏株式会社バイウィル 長尾勇佑氏野村総合研究所チーム 神林優太氏
- ■定例会▼開催日 11月15日(金)▼定例会議 13:30~14:20▼獣害対策部会 14:30~17:00演題:ニホンジカ被害の防止に向けた取組と今後の展望(仮題)講師:一般財団法人自然環境研究センター 荒木良太氏演題:売れないジビエを売れるジビエに講師:十津川じびえ塾 中垣英一氏
- ■第1回 林業後継者養成セミナー現地研修会▼開催日 11月21日(木)~23日(土)▼開催地 栃木県▼内容 1日目 座学研修(栃木県林業大学校)2日目 現地研修(二宮木材㈱、高原林産㈱、栃木県森連鹿沼共販所)3日目 現地研修(㈲高見林業、栃毛木材工業㈱)、宇都宮大学 松英恵吾准教授を交えて意見交換会
- ■令和6年度国内林業視察研修▼期間 11月27日(水)~29日(金)▼視察先 吉川林産興業㈱所有山林、細田林業㈱所有山林、㈲安田林業所有山林、広島県林業技術センター、コウヨウザン展示林、フォレストワン製材工場、岩国城、吉川史料館
- ■定例会▼開催日 12月20日(金)▼定例会議 13:30~14:20▼木質エネルギー等利用部会14:30~15:30演題:我が国の木質バイオマス発電を取り巻く現状と課題(仮題)講師:林野庁 木材利用課 本山淳一氏15:50~17:30演題:改質リグニンの製品化に向けた研究開発の現状(仮題)講師:森林総合研究所 山田竜彦氏
- ■理事会・経営講座・部会▼開催日 2024年1月20日(月)・21日(火)
- ■定例会▼開催日 2月21日(金)▼定例会議 13:30~▼部会 14:30~
- ■定例会▼開催日 3月21日(金)▼定例会議 13:30~▼部会 14:30~
林経協からの情報
☆林経協からのお知らせ
1 | 林業後継者セミナーの開催 |
日本林業経営者協会青年部会では、今年度から次の林業経営を担う後継者の育成に向けた研修会を計画的に実施林研グループ連絡協議会と共同開催とし、令和6年度中に2回、2泊3日の日程で開催予定。当協会会員の山林経営、施業現場、木材加工施設、工務店等の視察と学識経験者の講演、参加者相互の意見交換を通じて、我が国林業の現状と今後の展望、山づくりの技術等を学ぶ機会を提供します。詳細はこちらでご覧ください。 | |
2 | 国内林業視察研修の案内 |
昨年に引き続き、今年度も国内外の林業等の視察研修を開催します。今年度は、11月27日から2泊3日の日程で、山口県と広島県の会員の山林やコウヨウザンの展示林、製材施設等を視察します。詳細はこちらでご確認ください。 |
◆ | 林経協発行の出版物 | |
・ | 林業経営者なら知っておきたい「林業税制の基礎知識」 (2024年3月1日)出版 ➝ 詳細 | |
・ | 令和5年度版「林業関係税制ガイドブック」 (2023年10月)出版➝ 詳細 | |
・ | 林経協季報 そまみち「杣径」NO.74 (2024年9月)出版 ➝ 詳細 |
◆ | 令和4年6月 令和4年6月1日に、森林、林業、木材産業の関係7団体が連名で「時代の要請に応える国産材の安定供給体制の構築に向けて(共同行動宣言2022)」を公表しました。 |
「時代の要請に応える国産材の安定供給体制の構築に向けて (共同行動宣言2022)」 | |
関係団体メンバー |
◆ | 木と共に生きて 榎本長治 日刊木材新聞連載(全24回) ➝ 「会員ページ」 |
◆ | 令和2年年11月4日 日本林業経営者協会青年部会 |
政策提言 新時代の森林管理・林業経営に向けた提言 |
◆ | 工務店の木材利用実態調査 報告書 (平成27年度 木づかい協力業者による木材利用の促進事業) 工務店の木材利用実態調査 報告書 |
◆ | 10月20日に林経協青年部会共催事業として開催した「地域材住宅の今後を考えるシンポジウム」において使用した資料 (資料の前段には、3月1日開催のシンポジウム資料の抜粋も含まれる。) 「地域工務店における木材利用実態調査報告2 ~横架材への国産材利用を考える~」 |
◇ topics
▽2024年5月20日 第14回通常総会及び第37回理事会を開催
2024年5月20日に日本林業経営者協会の第14回通常総会及び第37回理事会を赤坂インターシティAIR301会議室で開催しました。当日は、会場へ70名を超える会員が集まったほか、Webで約20名の会員が参加されました。
総会及び理事会とも提案した議題については、すべて承認が得られ、令和5年度収支決算、令和6年度事業計画、令和6年度収支予算が認められたほか、今回新たに6名の入会希望者の入会が承認されました。このほか、第38回理事会を9月19日(木)に大阪市のニューオオサカホテルで開催することが決まりました。
また、理事会終了後に急遽林業経営者林政会を開催し、来年7月の参議院議員選挙に立候補を予定している自民党の宮崎雅夫議員を推薦することを決議し、速水亨林政会会長から宮崎議員へ推薦状を手交しました。
経営講座では、岡山県真庭市長の太田昇市長から「SDGs未来杜市「真庭」の挑戦~森林などの地域資源を生かした真庭市の戦略~」について講演を頂きました。その後の懇談会では会員相互の親交を深めるとともに、10名の国会議員から激励の言葉をいただいたほか、林野庁幹部も同席し会員と交流することができました。
翌16日の部会では、まず当協会会員の東京燃料林産株式会社の廣瀬直之氏から「薪ビジネスの今後の展望」との演題で講演を頂き、薪生産から販売までの一連の流れ、薪の生産販売の収益性、今後の展望について分かり易く説明して頂きました。
続いて、神戸市副市長で神戸大学名誉教授の黒田慶子氏から「新たな広葉樹ビジネスの展望」について講演を頂き、黒田氏が神戸大学在籍中から取り組まれてきた広葉樹林の資産管理と木材流通「MORI TAGシステムについて講演して頂きました。
- 合同役員会の様子
- 総会で挨拶される吉川会長
- 総会の様子
- 速水林政会会長から宮崎参議院議員へ推薦状を手交
- 講演される太田昇真庭市長
- 懇談会の様子
- 懇談会の様子
- 懇談会の様子
- 木質エネルギー等利用部会で講演する廣瀬氏
- 優良材等需要開発部会で講演される黒田氏
▽優良材等需要開発部会の現地検討会 第2弾
2024年4月9日から10日の2日間で、優良材等需要開発部会活動の一環として、昨年の12月に引き続き、トランクデザイン株式会社の堀内康広氏と国産優良材の新たな利用に向けた企画、構想について意見交換を行う現地検討会を実施しました。
1日目は、当協会前副会長の田中善彦氏が管理する飯高町の山林を視察しました。地元に生育する植物や岩石を展示した波瀬植物園や高齢級のヒノキ大径木など長時間かけて丁寧に育てられ歴史と風格を感じる森林でした。また、バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社の木質バイオマス発電施設も見学しました。
2日目は、松阪ウッドピアにある原木市場、製材施設、チップ加工施設、プレカット施設など原木から製品加工までの一連の流れを確認してもらいました。見学後に意見交換を行い、優良材の需要開拓や林業収益構造の改善策に向けた議論を進めました。堀内氏とは引き続き、優良材の需要開発、情報発信に向けた検討を進めていくこととしています。
- 田中善彦氏から説明を受ける
- 水芭蕉の咲く波瀬植物園
- 樹齢100年を超える良質なヒノキが点在
- バイオマスパワーテクノロジーズ社の土場にて
- 記念市に並べられた優良材
- 木材のセリの様子(なかなか値が付かない)
- 木材加工施設を見学
- 意見交換の様子
- 節だらけのヒノキ材を利用したレストランのカウンター
このような木でも需要と供給をつなげば高く販売できる可能性は大
▽4年ぶりに海外林業視察研修を実施
3月17日から21日まで5日間の日程で、海外視察研修として台湾を訪問し、台湾における森林、林業の現状や木材の利用状況等を見聞してきました。視察先として、花蓮市にある太魯閣渓谷、阿里山の台湾ヒノキ林、渓頭森林遊楽区の展示林や森林空間利用施設を見学したほか、台北市内で台湾大学の富田先生と(財)大河文化基金會理事長の邸明民様にお会いし、台湾における林業、木材産業、木材利用の現状と課題についてお話を伺い、今後の日本と台湾の木材貿易の可能性等について意見交換することができました。
海外視察研修は、新型コロナウイルスの蔓延で4年ぶりの実施となりましたが、今回は吉川会長ほか19名が参加し、充実した楽しい視察研修となりました。
なお、この視察研修後の4月3日に台湾東部沖でマグニチュード7.2の大地震が発生し、花蓮市等では大きな被害を受けました。この地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。
- 【コピー】1日目 太魯閣渓谷の遊歩道
- 峻険な太魯閣渓谷
- 太魯閣渓谷にて
- 2日目 花蓮駅の構内
- 台湾大学の富田先生が構造設計した傘状キャノビールーバーに台湾産スギ集成材を利用
- 嘉義市内にある「檜意森活村(ひのき村)」にある日本式家屋
- 建築材料には阿里山の檜を使用
- 宿泊した阿里山賓館の夕景
- 3日目 阿里山鉄道の車両
- 伐根した株で更新している台湾ヒノキ
- 紅檜の巨木
- 阿里山森林遊楽区の巨木桟道にて
- このような巨木が点在
- 渓頭自然教育園の駐車場
多くの市民が訪れていた
- 園内の様子
- 渓頭自然教育園では苗木生産も行われていた
- 4日目 台湾大学の富田先生から説明を受ける
- 富田先生が設計した台湾科学教育観のスカイウオークにて
- 5日目 大河文化基金會理事長の邸明民様
- 会場の様子
- 邸明民様との記念写真
▽令和6年1月15日 理事会及び参与会議等を開催
2024年1月15日に日本林業経営者協会の第36回理事会及び参与会議、令和6年日本林業経営者林政会総会を赤坂インターシティAIR301会議室で開催しました。当日は、会場へ70名を超える会員が集まったほか、Webで約20名の会員が参加されました。
会議の冒頭で、元日に発生した「令和6年能登半島地震」でお亡くなりになられた方々のご冥福を祈り黙とうを捧げました。理事会及び林政会とも提案した議題については、すべて承認が得られ、令和6年度予算大綱案が認められたほか、今回新たに4名の入会希望者の入会が承認されました。また、令和6年度総会は、5月20日(月)に開催されることに決まりました。
林政会総会後に経営講座を開催し、青山林野庁長官から「森林・林業における新たな価値創造の方向」との演題で講演をいただきました。その後の懇談会では会員相互の親交を深めるとともに、10名の国会議員から激励の言葉をいただいたほか、林野庁幹部も同席し会員と交流することができました。
翌16日の優良材等需要開発部会では、東京大学環境安全研究センター長の辻佳子教授から「産業間連携で挑むカーボンニュートラル社会の実現~日本の森林のポテンシャル~」との演題で講演を頂き、地球温暖化防止のためには大気中の二酸化炭素発生量を実質的に減少させることが重要であり、そのためには化学産業との連携強化を進めることが必要であることを分かり易く説明して頂きました。
また、その後の金融・税制部会で、三井住友信託銀行地域共創推進部の風間篤氏とウエルスマネジメント部の石井隆氏から、森林信託事業の実施状況、事業承継の考え方等について講演して頂きました。
- 合同役員会の様子
- 理事会の様子
- 理事会の様子
- 経営講座で講演される青山林野庁長官
- 経営講座の様子
- 懇談会の一コマ
- 懇談会の一コマ
- 懇談会の一コマ
- 懇談会の一コマ
- 優良材等需要開発部会で講演される辻教授
- 金融・税制部会で講演される講師(三井住友信託銀行の風間氏と石井氏)
▽優良材等需要開発部会の現地検討会
12月7日から8日の2日間で、優良材等需要開発部会活動の一環として、三重県紀北町にある速水林業の山林において、トランクデザイン株式会社クリエイティブディレクターの堀内康広氏と国産優良材の新たな利用に向けた企画、構想について意見交換を行う現地検討会を実施した。
1日目は、当協会顧問の速水亨氏から山林経営に対する考え方や実践結果としての美しい山林や現場で活用している林業機械、筏用丸太に加工、保管している土場、ヒノキ苗木を生産している苗畑等を案内していただきました。
2日目は、堀内氏が取り組んでいる地域素材を生かした商品開発や地域おこしの事例を説明していただき、参加者から林業経営を進める上での課題や展望等について意見交換を行い、今後の優良材の需要開発、情報発信に向けた検討を進める上での第一歩とすることができました。
- 下層植生が豊かなヒノキ高齢林
- 山林視察の一コマ
- 土場での説明風景
- 独自の生産方法で管理されている苗畑
- セミナーハウスで説明を受ける参加者
- セミナーハウスの前で集合写真
- 現場で説明する速水亨氏
- 2日目昼食の様子
- トランクデザイン株式会社の堀内康広氏
- 水圧バーカーで樹皮が剥れた筏用丸太
- コラー社のタワーヤーダ
▽令和5年11月27日~29日 茨城県林業視察
11月27日から29日までの3日間に国内林業視察として、茨城県内の森林、林業、木材産業関係施設等を視察しました。37名の会員が参加し、江戸時代から続く徳川副会長の山林や森林施業の現場を視察し意見交換を行ったほか、地元材を積極的に利用した大子町役場庁舎、改質リグニンの実証プラント、BP材生産工場、国産ラミナ生産工場等を視察したほか、森林総合研究所及び住友林業筑波研究所で最先端の技術開発の取組状況を視察しました。このほか、徳川ミュージアムを見学し、水戸徳川家の歴史や文化財を見聞することができました。夜は2日間とも懇親会を開き会員相互の親睦を深めることができました。
- 森林総合研究所林木育種センターにて
- エリートツリー検定林
- 大能林業の現場を見学
- 大子町庁舎の執務室
- 大子町議会棟にて
- 改質リグニンの実証プラントにて
- 宮の郷木材事業協同組合のラミナ生産工場
- BP材の生産工場にて
- 日立造船株式会社宮の郷木質バイオマス発電所
- 森林総合研究所にて
- 森林総合研究所が参画して開発した電動一輪車
- 森林総合研究所で開発した木のお酒
- 昼食風景
- 住友林業株式会社筑波研究所にて
▷令和5年5月22日 総会及び理事会の開催概要
令和5年5月22日に令和5年度の日本林業経営者協会の総会及び理事会を赤坂インターシティAIR(東京都港区赤坂1-8-1)で開催し、令和4年度の事業報告及び収支決算、令和5年度事業計画及び収支予算が議案どおり承認されました。
また、理事、監事、参与の任期が満了となるため、総会で新たな理事等が選任された後、理事会で会長、副会長等の新役員が選任されました。
なお、林業経営を取り巻く状況が依然として厳しい中で、執行体制の強化を図り、幅広い課題に対応するため、副会長を一名増やすことも認められました。
新たに選任された会長、副会長等は次のとおりです。
・ | 会長 | 吉川重幹 (留任) |
・ | 副会長 | 佐藤重昭 (留任) |
・ | 副会長 | 徳川斉正 (新任) |
・ | 副会長 | 田中俊彦 (留任) |
・ | 副会長 | 西川政伸 (新任) |
・ | 副会長 | 辻村百樹 (留任) |
・ | 副会長 | 原 直道 (新任) |
・ | 副会長 | 溝渕真一 (留任) |
・ | 専務理事 | 池田直弥 (留任) |
また、総会等の終了後には懇談会を開催し、70名の会員が出席したほか、多数の国会議員、林野庁幹部もご出席いただき親睦を深めることができました。
このほか、22日の総会後には、経営講座を開催し、法政大学社会学部教授の島本美保子氏から「日本林業をとりまくマクロ経済を読み解く」と題する講演を頂きました。翌日の23日は政策PR部会を開催し、森林総合研究所の堀 靖人氏から「持続的な林業経営を確立するためには」との題目で講演を頂き、低迷する林業経営を打開するための方策について意見交換を行いました。
- 総会
- 総会
- 総会
- 経営講座法政大学社会学部 教授 島本美保子氏
- 2023年度「ミス日本みどりの大使」上村さや香さん
- 懇談会
- 懇願会
- 政策PR部会森林総合研究所 堀 靖人氏
▷令和5年1月16日 理事会等
2023年1月16日に日本林業経営者協会の第33回理事会及び令和5年日本林業経営者林政会総会を赤坂インターシティAIR401会議室で開催しました。当日は、会場へ60名を超える会員が集まったほか、Webで約20名の会員が参加されました。
理事会及び林政会とも提案した議題については、すべて承認が得られ、令和5年度予算大綱案が認められたほか、今回新たに7名の入会希望者が会員として承認されました。また、令和5年度総会は、5月22日(月)に開催されることに決まりました。
林政会総会後に経営講座を開催し、織田林野庁長官が「今後の森林・林業政策の展開について」講演され、持続的な林業経営を成立させるための方向性について示唆に富んだ話をお聞きしました。その後、3年ぶりに懇談会を開催し、会員相互の親交を深めました。また、12名の国会議員から激励の言葉をいただいたほか、6名の林野庁幹部にもご参加いただき会員と交流されました。
翌17日は、9時30分から低コスト部会を開催し、講師の森林総合研究所の正木隆研究ディレクターから「森林づくりの原理・原則」について講演してもらいました。今後、人工林の伐採利用、確実な更新を進める上で、留意すべき点等について、これまでの研究成果で得られた科学的な知見に基づく話をお聞きしました。
理事会及び林政会とも提案した議題については、すべて承認が得られ、令和5年度予算大綱案が認められたほか、今回新たに7名の入会希望者が会員として承認されました。また、令和5年度総会は、5月22日(月)に開催されることに決まりました。
林政会総会後に経営講座を開催し、織田林野庁長官が「今後の森林・林業政策の展開について」講演され、持続的な林業経営を成立させるための方向性について示唆に富んだ話をお聞きしました。その後、3年ぶりに懇談会を開催し、会員相互の親交を深めました。また、12名の国会議員から激励の言葉をいただいたほか、6名の林野庁幹部にもご参加いただき会員と交流されました。
翌17日は、9時30分から低コスト部会を開催し、講師の森林総合研究所の正木隆研究ディレクターから「森林づくりの原理・原則」について講演してもらいました。今後、人工林の伐採利用、確実な更新を進める上で、留意すべき点等について、これまでの研究成果で得られた科学的な知見に基づく話をお聞きしました。
- 理事会の様子
- 林政会総会
- 経営講座 織田央林野庁長官の講演
- 経営講座の様子
- 懇談会で挨拶をする吉川重幹会長
- 懇談会の様子
- 懇談会の様子
- 部会 森林総合研究所 正木隆氏の講演
▷ 大分県林業視察研修
11月14日、15日に30名の会員が参加して今年度2回目の国内林業視察を行いました。
一日目は、大分県別府市の志高湖周辺で開催された「2022森林・林業・環境機械展示実演会」を見学した後、日田市内へ移動し、大分県の地元会員も合流した懇談会を行い、遅くまで会員同士の親睦を深めることができました。
今回の林業機械化展は、コロナ禍を経て久しぶりの本格的な展示ということもあって全国から大勢の林業関係者が訪れていました。短時間でしたが車両系や架線系の伐採・搬出用の機械や造林用の機械等を展示しているメーカーの担当者から機械の性能や特徴について詳細な説明を受けたほか、当協会会員が出展しているブースでは、楽しく展示物の説明を聞くことができました。
二日目は、日田市前津江にある合原会員の所有林を見学しました。適切に管理されたヒノデスギの美しい壮齢林や岡橋氏の指導を受けながら自力で改築した作業道を歩きながら土留め工や排水処理等の方法について説明を受けました。その後、日田市のウッドコンビ―ナートに移動し、九州木材市場では、最近の原木市場への集出荷状況について、ベストリビング株式会社では、地元材を小学校の椅子や机の天板に活用する取組について、高瀬文夫商店では、スギやモミ材をかまぼこ板や木製ストローへ加工利用している様子を見学し、今後の国産材の振興策について意見交換を行うことができました。
今回の林業機械化展は、コロナ禍を経て久しぶりの本格的な展示ということもあって全国から大勢の林業関係者が訪れていました。短時間でしたが車両系や架線系の伐採・搬出用の機械や造林用の機械等を展示しているメーカーの担当者から機械の性能や特徴について詳細な説明を受けたほか、当協会会員が出展しているブースでは、楽しく展示物の説明を聞くことができました。
二日目は、日田市前津江にある合原会員の所有林を見学しました。適切に管理されたヒノデスギの美しい壮齢林や岡橋氏の指導を受けながら自力で改築した作業道を歩きながら土留め工や排水処理等の方法について説明を受けました。その後、日田市のウッドコンビ―ナートに移動し、九州木材市場では、最近の原木市場への集出荷状況について、ベストリビング株式会社では、地元材を小学校の椅子や机の天板に活用する取組について、高瀬文夫商店では、スギやモミ材をかまぼこ板や木製ストローへ加工利用している様子を見学し、今後の国産材の振興策について意見交換を行うことができました。
- ご参加の皆様(マルマタ林業の所有林にて)
- 林業機械化展の様子
- 機械化展の風景
- 日田市内で懇談会
- マルマタ林業の所有林にて
- 九州木材市場にて
- ベストリビングで昼食
▷ウインチアシスト機「デザー」の見学体験会
新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながら、当面は国内の林業地視察を主体に会員同士が意見交換や交流する機会を増やしていきたいと考えております。
今回は、住友林業株式会社が日本キャタピラー社と連携して開発を進めているウインチアシスト機「テザー」の見学体験会を行いました。
海外の林業現場では、ウインチによってアシストされた重機が急斜面でも安全に作業する技術の活用が進んでいますが、これを日本の現場でも導入するため日本版ウインチアシスト技術の改良・開発が進められているもので、林野庁の令和4年度戦略的技術開発・実証事業による支援を受けています。
見学体験会は、令和4年6月30日(木)に埼玉県秩父市にある日本キャタピラー社のD-Tech Centerで行いました。当日は住友林業株式会社と日本キャタピラー社に準備、運営を行っていただき、日本林業経営者協会の会員24名が参加したほか、林野庁及び国有林の職員や林業事業体、県関係者など全体で100名近い林業関係者が参加しました。
現地では、油圧ショベルのバケット部分を地面にさして設置した状態や、斜面上に設置したテザーからワイヤーが自動で繰り出し、巻き上げられることにより、油圧ショベルが斜面を上下方向に動く様子を見学できたほか、当協会会員の現場で重機の操作に従事している作業員が、実際にけん引された重機に乗車し斜面を上下方向に移動するなど、テザーの効果を実際に体験することもできました。
海外の林業現場では、ウインチによってアシストされた重機が急斜面でも安全に作業する技術の活用が進んでいますが、これを日本の現場でも導入するため日本版ウインチアシスト技術の改良・開発が進められているもので、林野庁の令和4年度戦略的技術開発・実証事業による支援を受けています。
見学体験会は、令和4年6月30日(木)に埼玉県秩父市にある日本キャタピラー社のD-Tech Centerで行いました。当日は住友林業株式会社と日本キャタピラー社に準備、運営を行っていただき、日本林業経営者協会の会員24名が参加したほか、林野庁及び国有林の職員や林業事業体、県関係者など全体で100名近い林業関係者が参加しました。
現地では、油圧ショベルのバケット部分を地面にさして設置した状態や、斜面上に設置したテザーからワイヤーが自動で繰り出し、巻き上げられることにより、油圧ショベルが斜面を上下方向に動く様子を見学できたほか、当協会会員の現場で重機の操作に従事している作業員が、実際にけん引された重機に乗車し斜面を上下方向に移動するなど、テザーの効果を実際に体験することもできました。
- 吉川会長の挨拶