「長伐期等による多様な森林に向けた整備」、「帯状又は群状の伐採等の効率的な施業を推進」、「森林所有者の負担の軽減を図るため、造林・保育等の効率化・低コスト化を推進」、「天然力を活用した森林整備を推進することができるよう、森林計画制度や保安林制度の運用の見直し」などへの言及は高く評価できる。
これを実現するための支援施策や低コストに向けた創意工夫を林業者に喚起するための育林技術の開発、経営手法の改善を促進する支援施策を明示する必要がある。
3世代を要する育成複層林等の長伐期化は山林相続税の軽減策が無くては実現し得ない。
また、現行の森林整備地域活動支援交付金について、持続可能な森林管理を約束し、一定レベルの経営計画の認定を受けた経営体や経営受託を行う森林組合等を対象に、一層の環境管理を行う経営体には、対象作業範囲を拡大し、森林の内容や施業方法、規模の状況等に応じて、林業経営の再生のために必要となる経費を一括して直接支払う交付金方式や環境管理によって生じる所得のマイナス分を保証する制度などの施策を早急に導入していただきたい。 |